2006年10月27日

手術前日

手術前日に、当時の主治医S先生から説明があった。
室内には、S先生と看護士さん、私と夫と私の両親、そしてなぜか夫の両親。
 
入院中に行った検査結果を交え、手術方法の提案をされる。
 
*以下は乳腺専門ではない主治医からの2000年当時の提案です

  • 全摘・・・左胸全切除&リンパ切除
  • 温存(断面陰性)・・・上部腕側 1/4扇状切除&リンパ切除

                 術後放射線 25回

  • 温存(断面陽性)・・・術中に全切除に変更するか否か。

                 温存にこだわるならば、放射線と抗がん剤が
                 残ったガン細胞に利くかもしれない。
                 ただし、経過によって再手術を行う事もある。
 
”断面陰性の温存”と”全摘”の予後を比較しても、
治療成績はほとんど変わらない、と説明を受けたうえで、私は全摘出を申し出た。
仮に、温存で術後再発したと考えた時、
”全摘していたら違う結果になったかな?”と考えそうで嫌だった事と、
放射線にかかる時間(仕事復帰が遅れる?)と金銭的な問題があり、
入院して2〜3日頃から全摘に気持ちを固めつつあったのだ。
 
しかし夫と夫の両親が、
”陽性・陰性にかかわらず、胸は残してほしい”とS先生に訴え、
「ないよりあるほうがいいに決まっている・・・」
「駄目ならまた手術すればいい・・・」等の事を言い出し、私を説得しようとする。
当人の気持ちを無視し、自分達の気持ちを押し付けようとする態度に、
心底から腹が立ち、うんざりした。
それまでの言動から察するに、”片胸”の嫁が○○家の嫁なんて・・・という
感じがありありなのだ。
私は、「自分の身体の事なんだから、最終的には私が決める!」と怒り、
しばらく口論が続いたが、
S先生と私の両親の助言で

  1. 温存する方向で、1/4を切除。
  2. 切除部を術中検査する。
  3. 陰性ならそのまま閉じる。陽性なら全切除にその場で変更する。

という事で納得し、手術同意書にサインをした。
しかし、夫側の私を無視したやり方に不安と不満を覚え、イライラしていた。
 
次は麻酔科での診察・説明を夫と2人で受ける。
こちらはスムーズに終了し、麻酔同意書にサインをする。
 
その後、早めの入浴をし、浴室の鏡に胸を映してみた。
小さいながらも、乳ガン告知まではそれなりに気をつかっていたが、
鏡に映っていたのは、今までのニュアンスの”胸”と違う、ただの”胸”。
身体にくっついている”モノ”としか思えなくなっていた。
 
夕方からは、友人・知人が引っ切り無しにお見舞いに訪れてくれた。
昼間のイライラした気持ちも吹っ飛ぶ。
 
就寝前になり、下剤を飲む。
乳房の手術では、下剤・浣腸はしなくていいらしいのだけれど、
私はひどい便秘だったので、看護士さんが「術後すぐは大変だから」と
気を利かせてくれたのだけど、
それが術後にある出来事を引き起こす事になったのでした。
念の為にと、睡眠導入剤も出してくれたのだが、それは飲まずに就寝。
 
 

posted by かかん at 03:10| Comment(1) | TrackBack(0) | 初発のとき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
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Posted by 名無し at 2011年11月17日 19:04
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